これから魚突きを始める方がどのようなポイントで潜るのかによりますが、私のように山を越え谷を下り人、なるべく人目につかない場所で潜ることを心掛けている突き師にブーツは必需品です。
ただでさえ重い荷物を運ぶので少しでも軽くするためにポイントに行くまでの履き物と潜る時に履く物は同じものが効率がいいです。
ポイントまで行きそのままフィンを装着できるミューブーツなどは特におすすめします。
この記事ではブーツやそれに合ったフィンの選び方で迷っている方へ選ぶ時のポイントやおすすめの物を紹介していきます。
フィンの選び方
ブーツを選ぶ前にまず、自分が使いたいと思うフィンを先に決めた方が手っ取り早いです。
後述するストラップタイプのものであればそこまで気にする必要はありませんが、ロングフィンの場合、サイズ違いで使えないということもありますのでしっかりと確認して決めましょう。
フィンの種類
フィンの装着方法
フィンには装着方法で大きく分けて2種類の物があります。
フルフットフィンとストラップフィン!
フルフットとはその名の通りつま先から踵までスッポリ入るフィンになります。
ロングフィンなどに多く、自分の足にフィットしているため緩んだり、使用中に脱げてしまうなんてこのはありません。(あくまでサイズをしっかりと合わせている場合)
ストラップとはつま先をフィンの中に入れ、踵のストラップで固定するものになります。
ある程度のサイズ調整ができ、まだ始めたての初心者にはおすすめです。
フィンの材質
プラスチック
最も目にすることが多いフィンがプラスチックになります。
釣具屋や海の家などに売られている物もほとんどがこのプラスチックでできた物で、比較的安価で売られている物から数万円を超えるものまで幅広く使われています。
入手しやすいことや、値段も手頃の物が多く1番おすすめのフィンになります。
カーボン
主にロングフィンに使われていることが多く、高級素材でできているためとても高価な代物です。
プラスチック製のフィンに比べてしなりがあるため推進力を生みだしやすいのが特徴ですが、岩礁などにぶつけてしまうと割れたりしてしまうため初心者の方にはおすすめはできません。(そもそも、プラスチック製の物と比べてもあまり違いが感じられないため特にこだわりがなければ無理して購入する必要はないと感じます。)
フィンの長さ
フィンの長さはあまりにも短い物は効果が薄くできれば50センチ以上の物を購入した方がいいと思います。
初心者の方が始めからロングフィン(1メートル近くある物)を使用することはおすすめできません。
まずは50センチ程度のフィンで慣れ、物足りなくなってきたと感じてきたらロングフィンの購入を検討してみると良いです。
おすすめのフィン
MORGEN SKY
50センチ前後のフィンで比較的安価であるため初心者の方におすすめです。
フィンとしては充分な性能を持っています。
O.ME.R STINGRAY EVO
フィンの扱いになれてくればロングフィンを使用することをおすすめします。
これまで50センチ前後の物を使用していた方ならロングフィンを使用した時の推進力の違いをすぐに実感できるはずです。
このフィンはロングフィンの中でも比較的安価な為、おすすめです!
サイズ確認の上検討してください。
SALVIMER CARBO151
これまで紹介した商品とは比べ物にならないほどの金額ですが一応こういう物もあるということを知ってもらうために紹介します。
有名ブランドで良い物になるとほとんどがこれくらいの値段になります。
おすすめのブーツ
TUSA ダイビングブーツ
しっかりとソールがあるため山道を歩いても問題ありません。
ただ、ブーツ自体大きいためフィンに合わせることはなかなか難しいと思います。
CRESSI Ibiza
先ほど紹介したTUSAよりもしっかりしたソールが入っているためどこを歩いても心配はありません。
(その分お値段も張るんですが...汗)
SALVIMER COMFORT
かなり薄手の物になります。
さすがにこれで山道に挑む勇気は私にはありませんが、その薄さのためフィンに合わせやすいブーツになります。
そこまで険しい道を歩く必要がない場合はおすすめのブーツなります。
魚突きで使用する道具を徹底解説している記事をまとめて分かりやすくしています。
お時間がある方は合わせて読んでみて下さい。
最後に
フィンのサイズには普段使わない40や41などの数字で表されている物がほとんどで迷うこともありますが初めて購入する場合は自分のサイズより少し大きめ物もを選び、もし大きかった場合はソックスなどで調整し使用することを勧めます。
どちらにしてもフィンを使用する際はソックスを履いた方が靴擦れみたいに足を痛めることが軽減されるので自分のサイズがしっかりとわかるまでは大きめで行きましょう!
たくさんの種類があるフィン&ブーツですが、この記事を読んで下さった皆様が、自分に合った最高の物を見つけることができるよう少しでもお力になれたのであれば嬉しく思います。
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