魚突きはマイナーなアクティビティなので世間の認知度は低く、よく密漁者と間違われる事があります。
地域住民や漁師、釣り人とのトラブルを避けるためはポイント選びが重要であり、多くの突き師の悩みの種となっています。
この記事ではポイント探しに苦労している方やこれから魚突きを始めようと思っている初心者の方へ向けてGoogle mapsなどの航空写真を使ってポイントを探す際に確認すべき9つのポイントを紹介します。
ぜひ航空写真から魚突きができる場所を見つける感覚を養い、自分にとっての1級ポイントを探してみてください。
航空写真でポイントを探す前にまずは自分が行こうと思っている都道府県の水産庁から発表されている『漁業調整規則』を確認して魚突きができるのかを確認してみてください。
使用できる道具など細かく決められている場合があるので、よく確認して法に触れないように気をつけましょう。
下の記事では魚突きに必要な法律の知識を詳しく解説しています。
航空写真で最初に確認すべき4つのポイント
まず初めに紹介する4つのポイントではトラブルが起きやすいためなるべく避けるようにし、魚突きポイントから除外する必要があります。
近くに漁港がないか
ポイントの近くに漁港がある場合、船の往来があるため漁師の方に密漁者と間違われ声をかけられたり通報される可能性があります。
船の航路になっていないか
航空写真では引き波を立てて走る船が写っている場合があり、潜るであろうポイントの近くに船が見えた時は避ける方が無難。
船からは魚突きをしている人は確認しづらく轢かれる危険性もあります。
定置網など入っていないか
常識のある方ならわかるはずですが定置網の近くで潜ることは『密漁していますよ!』と言っているようなものなので即座に通報され、一発退場させられます。
近くに民家はないか
人目につかないことを前提としてポイントを探しているため、近くにある民家は孤立している事が多く、見慣れない車が停まっている時点で不審に思われるので確認しておき、航空写真では確認できず現地で民家を見つけて人と会った時はこちらから挨拶することを心掛ける。
元気よく挨拶する事によって多少は相手の警戒心を解くことができる場合があります
会話ができそうであれば近くの海で潜りたいこと、魚しか獲らないことを伝えて許してもらえなければ食い下がらず、早々に諦めて違うポイントに行きましょう。
上記をクリアした後、確認する5つのポイント
これから紹介する5つのポイントは安全性や快適性、魚影の濃さを確認するために重要であり、どれか1つでも当てはまればそのポイントまで足を運ぶ価値は充分にあるといえます。
ポイント付近まで行ける道はあるか
どれだけ良さそうなポイントであっても突き師は重い装備を持って徒歩で移動するため、なるべく近場まで車で行ける方が楽になります。
とはいえ、楽に行ける場所は釣り人も多いので山ひとつ超えるくらいの気合いは必要です。笑
エントリーやエキジットが安全にできそうか
航空写真では確認しづらいですが海に入れそうな地形か確認する必要があります。
小さなビーチやゴロタ石が確認できる所は安全にエントリーできる場合が多くあります。
実力に見合ったポイントか
航空写真では海の色が濃ゆいほど水深が深く、海流が強いポイントである事が多いです。
はじめは写真だけで判断する事は難しいため、いろいろなポイントにエントリーして実際の海の状況を確認し、航空写真と照らし合わせて感覚を掴んでいく必要があります。
今の実力に見合ったポイントは必ずどこかに存在するので根気強く探すことが重要となります。
変化のある岩場などがあるか
ずっと一直線の海岸ではなく、大きく張り出た岩礁や岩の亀裂などがあるか確認します。
そういったポイントは海中も変化のある所が多く、魚影が濃いことが期待できます。
泳いで行ける範囲に沖磯や沈み瀬があるか
沖磯や沈み瀬は魚達にとって最高の住処であり、1級ポイントになる可能性があります。
絶対に無理をせず、安全第一が条件ですが、行けそうであれば最優先で確認したいポイントです。
最後に
突き師にとってトラブルを避ける事ができて魚影も濃いポイントを見つけるための知識や経験は必ず必要であり、より良いポイントを探し続けることが自己記録を更新していくためにも重要になります。
漁業調整規則で禁止になっている場所で魚突きをすることは論外であり、突き師にとって最も憎むべき相手である密漁者に成り下がってしまうため法律や規則は絶対に破らず、ルールやマナーを守って安全第一で楽しみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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