【突き師必携！！】魚突きにおけるナイフの重要性と選び方！

魚突きにナイフは必要？

メグシじゃダメなの？

これから魚突きにおけるナイフの重要性と選び方について解説します。

この記事を読めばダイビングナイフなど色々な種類があるけど、どれを選んでいいのかわからない！という悩みや、そもそもなぜナイフは必要なのかを認識することができ安全に魚突きを楽しむことができます。

ナイフの重要性

魚突きだけではなく海に潜る者として必ず持っておかなければならない物がナイフです。
突いた魚を脳絞めや血抜きをするために装備している方がほとんどですが、それ以外にも水中拘束などのいざという時のために必要という重要な役割があります。
できる事ならナイフは2本装備しておき、魚を絞めるときに使う物と緊急時のために常に切れ味を最高の状態に保っておく物に使い分けて持っておくと安心です。

ナイフの選び方

魚突きにおけるナイフには魚を絞める役割があるため先端が尖っていて魚の頭に突き刺すことができる物が使いやすいです。
切れ味もそうですが魚の頭の骨を貫通しにくいようなナイフでは使い勝手が悪く、怪我の原因にもなりますので慎重に選びましょう。

あと、ナイフを選ぶ上で気になることと言えば法律です。

銃刀法違反という法律を知らない人はいないと思いますが、

銃砲刀剣類所持等取締法第２２条

何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが６ｃｍをこえる刃物を携帯してはならない。ただし、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが８ｃｍ以下のはさみ若しくは折りたたみ式のナイフ又はこれらの刃物以外の刃物で、政令で定める種類又は形状のものについては、この限りでない。

う～～ん．．．長い！！

つまり簡単に説明すると、正当な理由もないのにナイフは持つなよ！！という訳です。

我々突き師は『魚を絞める、水中拘束時に身を守る為にナイフを所持する』という正当な理由があるため６ｃｍ以上の刃物を所持していても問題はありません。

ただし、潜るときのみです！！

魚突きに行く予定もないのに車に積んでいたり、所持していた場合は間違いなく捕まるので必ず家で保管するようにしてください。

おすすめの魚突きナイフ

水中拘束時に対処できる！

魚を絞めることができる！

とりあえずこの２つさえできればどんなナイフでもいいし、完全に好みになりますが、私のおすすめを紹介しようと思います。

ステンレスダイビングナイフ

魚突きをする上では特に問題もなくおすすめできる１本！

値段も高くもなく安くもない中堅どころといった感じです。

アクアラング

上記のナイフでも問題はないのですが、やはりこれくらいの値段のナイフを選んだ方が良いです。

あまりに安い物を買ってしまうとすぐに切れ味が落ちたり、もっと粗悪な物になると最悪折れるなんてことになりますので自分の命を守る物！と考え妥協しないようにしましょう。

フォールディングナイフ

個人的にはおすすめできませんが折りたたみ式を気になる人もいると思うので一応。

魚突きでは魚を突いた後、エラを片手で掴みもう片方の手でナイフを出す！という動作があるため折りたたみ式ではどうしても両手を使う必要があり手間が増えてしまいます。

しかし折りたたみ式を愛用している突き師の方もおり、最終的には自分の好みの問題ですので気に入ったものが見つかればとりあえず使ってみることも重要だと思います。

魚突きで使用する道具を徹底解説している記事をまとめて分かりやすくしています。

お時間がある方は合わせて読んでみて下さい。

最後に

ナイフは魚を絞めるために必要な道具ではありますが、それ以上に水中拘束などのいざという時に自分の命を守る重要な装備でもあります。

ぜひお気に入りのナイフを見つけて日々のメンテナンスを欠かさず、安全で楽しい魚突きを堪能していただけたらと思います。