今回は魚突きに最適な水中ライトの選び方を紹介!
まず、大前提として魚突きで使用するならダイアル式はNGです!
ダイアル式の中でもライトの蓋を緩めて点灯するタイプの物は完全にNG!!
そもそも水中で使用することを目的として作られているライトなのにバッテリー内に水を浸入させる恐れがある点灯方式を取っている時点で理解できません。
あとは単純にスイッチが入れにくい事があります。
ストラップ式で手首に付けている方であればそこまで気にならないのでしょうが、手の甲に装着するタイプであればライトを点ける際、本体も一緒に回ってしまうため多少なりともストレスとなります。
魚突きで使用することを目的として選ぶ場合、プッシュ式かレバー式がおすすめです。
魚突きで使用する道具を徹底解説している記事をまとめて分かりやすくしています。
お時間がある方は合わせて読んでみて下さい。
魚突きにおけるおすすめライト5選
魚突きで使用するライトを選ぶポイントは後述するとして、まずはおすすめのライトを紹介します。
サルビマー 340ルーメン ダイビングライト
魚はライトのルーメンが高いと逃げる。
という事が言われており、340ルーメンが照射されても魚が逃げない最高の光度だと言われています。
その点では完璧なルーメンであり、点灯方式もレバー式のためおすすめできます。
しかし、私個人の意見としては
どんなルーメンであれ逃げる魚は逃げるし、逃げない魚は逃げません。
結局、魚が逃げるか逃げないかは後述するライトの使い方によると思われます。
このライトは個人的には少し暗いかな...といった印象です。
LEDダイビングライト
レバー式であり、水深20mまで対応可能!
何よりこのライトの長所は価格が安い!!
私も使用していましたが特に何の問題もありませんでした。
ただひとつ欠点があるとするならば私はリストバンドに固定するため取っ手の部分が平たく、装着した時に横向きになってしまい多少スイッチが入れづらいことです。
海外製品のため、物によっては良し悪しがあると思われるのでそこも踏まえて検討してください。
サルビマー FIRELED
完全にダイビング仕様であり、魚突きにおいて申し分ない防水性能となります。
プッシュ式であり、照射角度もスポットタイプですので照らしやすく充電式ですのでコスパも良いです。
ただ、高性能である分それだけお値段が張ります。
2色光源ダイビングライト
プッシュ式であり、白光、暖光の2色光源を採用しているダイビングライト。
価格も水中ライトの中では普通といったところでしょう。
私が今現在も使用している物で、視認しやすい暖光を多用しています。
場合によっては白光を使用することもあるのでとても使いやすいライトです。
SecurityIng
プッシュ式であり、充電式なのでコスパもよくコンパクトなライトです。
スポット照射タイプですので狙ったところへ光を当てやすく使いやすいライトになります。
バッテリーも付属しているため、届いた後すぐに使用できます。
以上が魚突きにおけるおすすめライト5選となります。
もう少し詳しい説明を知りたい方はそのままこの記事を読み進めて下さい。
もう自分に必要なライトが見つかった!という方は実際にライトを使用する時の技術等を詳しく解説している下記の関連記事を読んで下されば光栄です。
なぜプッシュ式、レバー式をおすすめするのか
冒頭で説明した通りダイアル式は水没等のデメリットが多いように感じ、しかも手の甲に装着している場合、片手で回転させて点灯させなければならないためとてもやりにくい。
プッシュ式、レバー式は片手で容易に点灯させることができるのでストレスも感じにくくおすすめです。
水中ライトの選び方
魚突きで使用するライトを選ぶ時のポイントは
- 点灯方式
- ルーメン
- 照射角度
- バッテリーのタイプ
この4点を抑えておけば大丈夫です。
これから1つずつ選ぶ時のポイントを説明していきます。
点灯方式
点灯方式に関してはこれまでの説明通りです。
魚突きにおいてはプッシュ式かレバー式に軍配が上がると言えます。
プッシュ式かレバー式かは好みで選ぶと良いです。
光度の切り替えや2色光源を使用しないシンプルな物が良い方はレバー式がおすすめです。
ルーメン
ルーメンとは水中ライトの光度、つまり明るさを表しており、高いほど強い光となるため魚に警戒心を与えやすいとされています。
しかし、上記の関連記事でも紹介していますがルーメンや照射角度の違いではなく、結局のところ水中ライトの使い方で魚が逃げるかどうかというのが私の見解です。
ライトの使い方を覚えればそこまでルーメンのことを気にする必要は無いように思います。
照射角度
水中ライトは約75~110度の物が「ワイド照射」、約5~30度が「スポット照射」と言われます。
ワイド照射は照らせる範囲が広く夜の魚突きで使用すると効果を発揮できます。
しかし、昼間のように魚たちが活発に行動している時間帯では警戒心を与えやすく、使い方にも工夫が必要になります。
スポット照射はその名の通り照らせる範囲が局所的ですので狙った位置に光を当てやすく、魚から離れたところに向け反射する光で魚を狙うということが容易になります。
魚突きを始めたばかりの初心者の方であれば夜の海に入ることに抵抗があることも多く、狙った位置に光を当てやすいスポット照射の物をおすすめします。
バッテリーのタイプ
最後にバッテリーの説明ですが、これに関しては完全に好みとなります。
充電式はランニングコストも少なくコスパに優れますが、私の様にズボラな人間には魚突きが終わったら毎回充電をするという行為が億劫なため乾電池をおすすめします。
その日に潜るポイントに着いた後、充電し忘れていることに気づき途方に暮れる、ということもありますので一度ご自分の胸に手を当ててみて『私はやれるのか?』と聞いてみて下さい。
私はまとめ買いしている乾電池を毎回交換して使用しています。
どちらが自分にとって楽なのかを考えて購入しましょう。
まとめ
水中ライトは数多くありますが、魚突きにおいて考慮すべき点はこの記事で説明した4点
- 点灯方式
- ルーメン
- 照射角度
- バッテリーのタイプ
で考えると選びやすいです。
水中ライトは結局のところ性能面ではなく使い方で魚を獲れるかどうかが決まると私は確信しているため、深く悩まずに気に入った物を使い、技術を向上させて楽しく魚突きが出来ればそれが1番だと思います。
この記事が、これから魚突きを始める方や水中ライトの買い替えで悩んでいる方の一助となれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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